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季節の変わり目や紫外線の増える時期、暖房で空気が乾燥する季節と1年中私たちの肌に悩みを与える要因は発生しつづけています。
それでも10代、20代の頃はなんとか上手くやり過ごしてくることができたかもしれません。
しかし、年齢を重ねてもずっと同じスキンケアを続けていて、毛穴のトラブルが徐々に目立ってきてしまっていませんか?
実は、女性の肌の状態は年齢によって大きく変化していくもの。
そのため、ずっと同じスキンケアを続けていてるだけでは不十分なんです。
とは言え、なかなかスキンケアの方法って教えてくれる人はいないですし、“何が分からないか分からない”なんて状態に陥ってしまっている人も少なくないのが現実です。
そこで、実際に質問されることの多いポイントを押さえながら、正しい化粧水の選び方や使い方をご紹介していきたいと思います!
しっかりと知識を身につけて、一緒に毛穴レスなツルツル素肌を目指していきましょう。

化粧水はスキンケアにおいてどんな役割を持っている?

化粧水、乳液・クリーム、美容液などのスキンケア用品がありますが、それぞれが違った役割を持っています。
化粧水の役割を理解して、適した使い方をしましょう。

肌に水分を与える(保湿)

化粧水は「肌のコンディションを整える」「肌トラブルの改善を目指す」といった目的のために使われる基礎化粧品の1種です。
製品ごとに様々な種類の成分が配合されており、女性の肌の悩みを解消する手助けをしてくれています。
美白やアンチエイジングなど、化粧水によって得意なポイントは異なりますが、実はどんな肌の悩みでも欠かせない要素があります。
それは、肌に潤いを与える保湿の効果です。
毛穴が目立つといった悩みも同様に、化粧水で肌を保湿してあげることがとても大切です。
肌がしっかり保湿されていると「ターンオーバー」が自然と整い、開いてしまった毛穴やたるんでしまった毛穴も引き締まります。

ターンオーバーを整えることが必要な理由

「ターンオーバー」とは肌の代謝のことで、約28日かけて新しい皮膚組織を生成し、古い組織を排出する働きになっています。
一度のターンオーバーで全身の皮膚が全て入れ替わるわけではなく、数ヶ月から数年のスパンで少しずつローテーションが行われていくのが特徴です。
そのため、肌トラブルの改善は基本的に一朝一夕では難しいものになっています。
しかし、ターンオーバーが乱れていると、いつまでも新しい皮膚組織が生成されないため、老化した皮膚組織が限界を超えて働き続けることになります。
そして、老化した皮膚組織はどうしても「肌にハリを与える」「毛穴から老廃物を出す」といった働きが鈍くなってしまうため、様々な肌トラブルを引き起こすのです。
毛穴の開きやたるみ、詰まりといったトラブルも根本の原因はターンオーバーの乱れであることが少なくありません。

化粧水の使い方について確認しよう

化粧水は使い方によって、効果の発揮され方が違います。
化粧水の正しく使って、効果を最大限に発揮できる様にしましょう。
<基本のスキンケア方法をおさらい>
化粧水の使い方や選び方を見直す前に一度、正しいスキンケアの流れを再確認しておきましょう。
1.メイクを落とす
2.洗顔
3.化粧水をつける
4.乳液やクリームをつける
洗顔のあとはタオルで押さえるようにして水分を拭き取ります。
濡れたままの肌に化粧水を付けると成分が薄まってしまうので注意しましょう。
化粧水は滴らない程度に顔全体へまんべんなく付けられるくらいが適量です。
小鼻や目尻のような凹凸のある細かいパーツは、指の腹を使うとフィットしてしっかりと塗ることができます。
化粧水を塗るときのポイントは「ゴシゴシこすらず、押さえるようにしてつける」ことです。
こすってしまうと顔と手のひらの肌で摩擦が生じ、肌に負担を与えてしまいます。
「塗る」というよりも「乗せる」イメージで扱うほうが、失敗しにくいかもしれません。
 

手とコットンどちらで塗るといい?

化粧水の塗り方には、手で塗る方法のほかに、コットンを使う方法もあります。
しかし、コットンで化粧水を扱うと「肌の表面を撫でるように、擦ってしまいがち」です。
さらに、安価なコットンは優しく扱っても「肌に刺激を与えてしまう場合がある」といった弱点を持っています。
これらの理由などから、肌ストレスが天敵の毛穴対策には化粧水の手塗りをオススメします。
買い置きのコットンが残っている場合は、手塗りの化粧水が馴染んだ後に行うコットンパックで利用が可能です。
軽く化粧水を染み込ませたコットンを毛穴の目立つ部分に乗せて、3~4分ほど置いてください。
コットンパックの後は普段どおり乳液やクリームのケアを行います。

化粧水は冷やすべき?

毛穴対策には冷たい化粧水がいい、と聞いたことがある方はいらっしゃいますか?
実はこれ、間違いとは言えないものの、正解でもない方法です。
確かに毛穴は冷やされると引き締まるため、冷蔵庫などで冷やされた化粧水を使うと広がっていた毛穴が目立たなくなります。
しかし、塗ってすぐは冷たいと感じていても数分で体温や外気温によって常温に戻ってしまいますよね。
常温に戻った時点で、引き締まっていたはずの毛穴は元通りになります。
一時的にでも毛穴を引き締めることに意味がある、という説もあります。
しかし、化粧水を冷やすことで成分の働きに支障をきたしたり、肌への馴染みが悪くなったりすることも考えられます。
そのため、どうしても毛穴を冷やして引き締めたい場合は、化粧水の使用後に冷水や保冷剤などを使ってアイシングする方法がオススメです。

洗顔後すぐ付けない方がいいって本当?

肌本来の保湿能力を邪魔しないために、洗顔後30分くらい化粧水を付けずに様子を見るという美容法があります。
化粧水の保湿作用に肌が頼りすぎてしまうと、くすみや乾燥肌を助長してしまうリスクがあると言われているのが理由です。
確かにこの美容法で肌質がよくなった、という声も聞こえてきます。
しかし、すでに毛穴トラブルで悩んでいる場合には、あまりオススメできません。
毛穴トラブルが起こっているということは、常に肌に潤いが不足しており、肌本来の力では改善できない状態に陥っているからです。
少しでも早く、化粧水でしっかりと保湿を行い、肌が乾燥している時間を短くすることを優先してください。
もしどうしてもこの方法をトライしたい場合は、基本のスキンケアを続けて毛穴トラブルが改善してからにしましょう。

化粧水の付けすぎはNG?

化粧水はたっぷりと付けたらその分効果も上がると思っていませんか?
実は、必要以上に塗った化粧水は肌の乾燥を引き起こします。
肌に浸透し、吸収できる化粧水の量は、製品や肌質によって差はあるものの、決まっています。
その量を超えて付けてしまった化粧水は肌の表面に水滴となって残り、外気へ気化していきます。
そこで問題なのは、気化するときに肌の潤いも一緒に逃げていってしまうという性質です。
化粧水の付けすぎによる乾燥を防ぐためには、少量ずつ化粧水をつけて適切な量を見極めることが第一になります。
一度にたっぷりとつけるのではなく、薄付きで重ねて塗るように心がけると失敗しにくくなりますよ。
また、乳液やクリームで水分の蒸発を防ぐというテクニックもあります。
保湿力の反面で気化もしやすい化粧水と比べて、乳液やクリームは油分が多く肌表面をカバーし保護してくれる性質です。
こちらもたっぷりと塗ればいいというものではありませんが、化粧水が肌に馴染んだらサッと塗ることを心がけてください。

どんな化粧水を使えばいいの?

化粧水は使う人の肌により、合う・合わないがあります。
人が良かったものが必ずしも自分にも良いものだとは限らないということです。
ここから、化粧水の選び方について解説していきます。

年齢に合ったコスメ選びが大切

年代によって肌トラブルの悩みが変化していくように、相性の良い化粧水も変わっていきます。
特に30代は乾燥によるトラブルが目立つ時期になっていて、20代で使っていたコスメでは物足りなく感じる人が多い傾向にあります。
また、添加物やアルコールのような刺激物をあまり含まない化粧水を選ぶことも必要です。
少しでも日々の使用感やお肌の調子に違和感を感じたら、見直しのタイミングだと思ってください。

特に保湿効果の高い成分とは?

乾燥とそれによって毛穴トラブルを引き起こすことの多い30代では、保湿効果の高い化粧水を選ぶことが重要です。
具体的に、保湿効果の高い成分として挙げられるのは「ビタミンC誘導体」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「エラスチン」などになります。
それぞれ高い保湿力を持つ成分ですが、そのままでは肌の内部までは浸透しません。
効率よく肌に馴染むように様々な成分と組み合わせたり、低分子化させたりといった工夫が必要です。

値段が高ければいいってものじゃない

効果の高い化粧水には高価な成分が多く含まれていたり、製造に手間と時間がかけられていたりするため結構なお値段になりがりです。
確かに高価な化粧水を使っておけば毛穴トラブルにも効き目はあるでしょう。
しかし、数ヶ月スパンのターンオーバーで疲弊してしまった肌のコンディションを整える必要もあります。
さらに、その状態をキープしなければ再び乾燥による開き毛穴やたるみ毛穴は再発してしまいます。
無理のない価格帯のコスメを選び、長期的に使い続けていくことが、最終的には賢い選択です。
予算内で、30代の肌に最低限必要なラインの化粧水を見極めましょう。

コスパが高い化粧水3選

1. ビーグレン QuSomeローション
付けてもすぐにもとの水分量へ戻ってしまうという化粧水の弱点を克服した化粧水です。
半日以上の長時間、肌の内部に留まることでしっかりと保湿効果を持続してくれます。
仕事や育児などで忙しく、自分の時間を作りにくい30代の女性と非常に相性の良いアイテムです。
2. ライスフォース ディープモイスチュアローション
米から抽出したエキスの力を利用して、肌内部の角質層へ潤いを届けてくれる化粧水です。
無香料、無着色で、お米の成分由来の暖かみの感じられる優しい香りも特徴の一つになっています。
界面活性剤や動物性原料を使用していないので敏感肌の方でも低刺激で使用可能です。
3. アスタリフト モイストローション
独自のナノフィルム技術で、角層まで潤い成分を浸透させることのできる化粧水です。
アスタキサンチンや、性質の異なる数種類のコラーゲンとセラミドを配合しており、潤いを与えるだけでなくキープする力も兼ね揃えています。
ダマスクローズのリッチな香りで、使用感も抜群です。

ちょっと変わった種類の化粧水も

化粧水の中でもいくつか種類があるので、ご紹介します。

収れん化粧水とは?

収れんとは少し聞きなれない言葉ですが、毛穴を引き締めて小さくしてくれる作用のことです。
塩化ナトリウムやクエン酸のほか、植物から抽出されるハマメリスエキスやイノバラ果実エキス、アーティチョーク葉エキスなどが代表的な成分になります。
「アストリンゼントローション」「引き締め化粧水」などと呼ぶこともあります。

収れん化粧水の使い方は?

収れん化粧水は、普段使っているローションと置き換えて使うだけの手軽な使用方法になっています。
「毎回収れん化粧水を使う」「メイク前だけ毛穴を目立たなくする目的で使う」「1~3日に1度くらいのペースで引き締めを狙って使う」といったユーザーに合わせた使い方が可能です。
さらに、皮脂や汗の分泌が増えるシーズンだけ使用するというテクニックもあります。
メーカーや製品によって推奨されている使い方があるので、パッケージやホームページに記載されている説明を参考にしましょう。

収れんの効果は短時間だけ

毛穴トラブルの解消に重宝しそうな収れん化粧水ですが、「毛穴を引き締める効果は数時間だけ」という点を留意しなければいけません。
有効成分の作用で一時的に毛穴が引き締まっているだけなので、使い続ければ効果が蓄積されて毛穴が消えるというような作用も期待できません。
根本的な毛穴の引き締めにはやはり、保湿をしっかりと行うことが必要です。

オススメの収れん化粧水

「エリクシール シュペリエル フレッシュアップ トーニング」
乳液の後に使うタイプの収れん化粧水で、サラサラとしたテクスチャで肌馴染みが良いのが特徴です。
サッパリとした使用感でありながら、しっかりと潤いを与えてくれるので安心して使うことができます。
ベタベタとしたスキンケアが苦手な方や汗ばむ季節に特にオススメです。

拭き取り化粧水とは?

・詰まり毛穴や黒ずみ毛穴の改善に効果的
拭き取り化粧水は、コットンに染み込ませてから肌の表面を撫でて使うタイプの化粧水です。
洗顔では落としきれなかった古い角質や皮脂を落とすことができます。
毛穴に汚れなどが蓄積して起こる詰まり毛穴や黒ずみ毛穴の対策に役立ちます。

使い方は?

拭き取り化粧水は洗顔後に化粧水を付ける前に使用するものが基本です。
製品によってはメイク落としや洗顔の役割も兼ねているものもあります。
W洗顔が不要だったり、化粧水の重ねづけが不要だったりと特徴が異なりますので、使用法をきちんと把握することが大切です。

コットンで拭き取るので肌にストレスを与える可能性も

角質を溶かして落とすピーリングやスクラブなどとは異なり、洗い落とさない化粧水なので成分としては肌に優しいものが使われています。
しかし、しっかりと汚れをオフしたいからと掃除をするようにゴシゴシと擦ってしまうことはNGです。
摩擦で肌の表面に傷がついてしまい、負担によって乾燥が進んだり毛穴が余計に開いてしまう可能性もあります。
優しく馴染ませるようなイメージで使うようにしましょう。
また、可能であればオーガニックコットンを選ぶなど品質にも気を配るといいですよ。

オススメの拭き取り化粧水

「クラリファイング ローション 1.0」
使うほどに透明感のある肌になると評判の拭き取り化粧水です。
アルコールフリーなのでどんな肌質の方でも安心して使えます。
洗顔後、化粧水の前に使うようになるのでひと手間増えることにはなりますが、毛穴トラブルに一役買ってくれるアイテムです。

乳液やクリームもしっかり使おう

化粧水の効果を持続させるために、その他のスキンケアアイテムも使いましょう。
それぞれの効果と選び方をご紹介します。

乳液とクリームで、化粧水の効果が倍増

洗顔後の肌に潤いを与えてくれる化粧水ですが、保水力が高い反面、肌に留まる力はあまり備わっていないのが一般的です。
そのため、アフターケアとして乳液やクリームを使い、肌に蓋をして保湿力をキープしましょう。
乳液やクリームの定義や使い方は製品によって様々ですが、スタンダートな流れとしては、「化粧水→乳液→クリーム」となっています。
時間やコストの問題などでできれば省略したいと考える方もいるかもしれませんが、毛穴の無いきれいな素肌を目指すのであれば、化粧水だけでは力不足ですよ。

化粧品は同じライン(ブランド)で揃えるのが基本

化粧水の評判が良いブランド、乳液の効果が高いブランドなど、良いとこ取りの使い方はやめましょう。
なぜなら、想定されていない成分同士が肌の上で混ざり合ってしまい、本来の効果が発揮できない可能性があるからです。
同じラインの基礎化粧品は、お互いの短所を補うのと同時に、それぞれの長所を高め合ってくれるという利点もあります。
素人判断での組み合わせ使いは避け、化粧水を変えるのであれば乳液やクリームも揃えてより高い効果を実感しましょう。

忙しいor忘れちゃう人にはオールインワンタイプ

お風呂上りに化粧水を塗った後、子供の世話や家のことに取り掛からなければいけないので沢山の基礎化粧品を使うのは難しい!という方もいますよね。
疲れて帰宅して、少しでも早く休みたい、なんて日々を送っている方もいると思います。
そんなときには、肌深部へ潤いを与える保水も、肌表面の状態を整える保湿も同時に行ってくれるオールインワンタイプの基礎化粧品が力になってくれます。
とりあえずサッと一度塗っておいて、ひと段落してから物足りないようであれば重ねづけをすることも可能です。
ライン使いのように沢山のボトルを並べなくて良いので、収納の面からも指示を集めています。
ただし、お手軽な分、安価なものや相性の合わないものを選んでしまうと、毛穴トラブルの改善につながらないこともあります。
広告だけでなく、口コミやテスターで使用感を確認することが大切です。

オイルマッサージで週イチのスペシャルケア

日々のスキンケアだけでは足りない部分を補うスペシャルケアには、オイルマッサージがオススメです。
オイルマッサージには肌表面に残った古い角質を落とす効果と、肌内部へ美容成分を浸透させる効果があります。
使用するオイルはオリーブやホホバなど、オーガニック由来のものをセレクトしてください。
オイルをたっぷりと手に取り、顔全体に馴染ませながら優しく撫でるようにマッサージします。
5分~10分ほど続けていくと、サラサラといていたオイルの質感がもったりとした手ごたえに変わるのが分かるはずです。
マッサージのしすぎも肌に負担をかけてしまうので、この質感の変化を目安に行います。
事前にホットタオルを顔に乗せるなどして毛穴をほぐしてから行うと、より効果的です。
また、お風呂のお湯に浸かりながら行うのも同じような効果が得られますよ。
オイルマッサージのあとは普段通りに洗顔、化粧水、乳液、クリームのスキンケアを行いましょう。
普段よりも肌が潤いを吸収しやすくなっていることを実感できるはずです。

まとめ 化粧水と丁寧なスキンケアで30代の毛穴トラブルを改善しよう!

毛穴の開きやたるみが気になり始める30代のお肌は、しっかりとした保湿ケアで対策をしましょう。
化粧水の使い方や、選び方を見直すだけで、格段に肌の状態は良くなりますよ。
まずは年齢に合った基礎化粧品で正しいスキンケア方法を1週間続けてみましょう。
朝の肌の調子や化粧ノリの変化が実感できます。
その後も1ヶ月、半年と丁寧なスキンケアを続けていくことで、体調や環境に左右されにくい毛穴レス肌に育ちます。
もし、スキンケアの方向性に悩んだら「根本解決には何よりも保湿」ということを思い出してくださいね。